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2023年の振り返り

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2023 年を振り返ってみると、思っていたより楽しく過ごせた一年でした。 今年の始めのころには卒論を書き終えられるのか、よしんば書けたとして論文の出来が悪すぎて卒業させてもらえないのではないか、という不安で情緒不安定を極めていましたが、無事に卒業して社会人になれました。 今になって考えてみると、卒論ごときでこの世の終わりくらいに思っていたのは若干の過剰反応だったように思います。まぁ、教授の温情で卒業させてくれたという見方もできそうですが。その節は大変ご迷惑をおかけしましたという気持ちでいっぱいなので、教授には申し訳ないです。 卒論の出来は控え目に言っても褒めるところがないものでしたが、終わり良ければすべて良し、という言葉もあるし卒業したら一緒だよねということで大目に見ていただきたい。

仕事をしていく中で感じたことは、自分一人でちょこちょこプログラミングをするよりも圧倒的に学びが多いということです。大学の頃から少しだけプログラミングを勉強していましたが、働き始めてから身についた知識や能力のほうが全然多いです。1日8時間も仕事していれば、それだけでお遊び程度にやっていた大学の頃の勉強量を上回ってしまうので、当然といえば当然かもしれません。お金という名の責任が生じているのも、頑張るぞ!という気持ちに一役買っている気がします。自分でお金を稼げるようになって良かったこととして、ラーメン屋で心から食べたいものを食べられるようになったのが上位に来ます。学生の頃は基本的に「料金」と「食べたい」のつり合いがとれるものを食べていました。

幸いにも仕事が楽しいので小さいころに漠然とイメージしていた、仕事に嫌気が差して死んだ目の社会人になる…というのは当分の間はなさそうです。正直、大学の頃の研究が自分に向いておらず全然楽しくなかったので、こんな楽しいことをやってお金もらっていいんですか?という気持ちです。今年は GPT-4 をはじめとして AI 分野の盛り上がりは凄まじいものがあり、何度目かわからない「プログラマーいらなくなりそう」という言が囁かれたりしていますが、もうしばらくはこの仕事がなくならないでほしいと星に願っています。

あと、最近は OSS にコントリビュートできたというのも良い経験になりました。コントリビュートしたことで、OSS という世界が少し身近に感じられるようになりました。来年は OSS にもっとたくさん貢献できるように頑張ります。とりあえずは書いたコードをマージしてもらえることを目標にします。

総括すると、社会人 Lv.1 として働き始めたばかりでわからないことだらけですが、自分なりによくやったんじゃないかと褒めてあげたいです。来年からはもっともっと成長して、給料もわんさかもらいたいです。具体的には「確定申告めんどくせ~~」って言えるようになりたいです。

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