「Webを支える技術」を読んだ

この本は名著としてかなり有名だと思いますが読んだことがなかったので、いまさらながら読んでみました。

Web の成り立ちから始まり、Web を構成する技術やプロトコルについて初学者にもわかりやすく解説してくれているように感じました。HTTP ヘッダはメールメッセージ仕様をベースにしているとか、ステータスコードで 418 は teapot だとか思わず「へ～～」ってなった知識も多くあり勉強になることが多かったです。また、紹介されている技術だったりがどこの RFC で書かれているといったことも載せてあるため、RFC 読んでみようかなという気にさせてくれます。

一方で、この本が出版されたのが 2010 年とけっこう前だということもあり、載せてある情報は古くなったものもありました。現在だとあまり耳にすることがない用語も載っていたので、第 2 版が出版されて現代に合わせた新しい解説が拡充されるといいなと思います。とはいえ、Web の基礎となる技術は変わらないはずなので、この本を読むことは無駄ではないと思えました。

正直、一回読んだだけだと全部頭に入った感じはしないのですが、何度も読み返していくうちに知識が定着していくことを自分のおつむに期待します。