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「プログラミングRust 第2版」を読んだ

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けっこうなページ数があるので、読み終わるのにかなり時間がかかることを覚悟して読みましょう。 あらかた読んでから気づいたのですが、この本のように言語について網羅的に解説してあるものは最初から最後まで通して読むぞ!と意気込んで読むものではない気がしてきました。個人的にはページ数が多い本を読んでいると間々あることなのですが、「本を読み終える」ことを目的としてしまって途中から内容が入ってこなくなります。なので Rust について学びつつ、わからないことを都度かいつまんで調べて読むほうが良いかもしれません。

とはいえ、この長さはそれだけ詳しい解説が載っている証左であるとも言えると思うので、じっくり腰を据えて読むと身につく知識は多いと思います。実際、所有権やメモリをはじめとしてイメージしにくいものについて図を交えつつ解説してくれているので、Rust の独特な概念を理解するための手助けになりました。

細かい不満点としては、英語のコメントを日本語に訳してくれるのはありがたい一方で、本来の行ではない部分に日本語で訳したコメントが入り、少しわかりづらくなっているのが気になりました。イメージとしては以下のような感じです。

let hoge = "hoge"; // "hoge"がfugaに移動した
let fuga = hoge; // "hoge" moved to fuga

英語のコメントの上の行にコメントの日本語訳があるので、行の本来の意味がパッとみたときにわかりづらいです。 最近読み返したら、上記のように他の処理をしている行に日本語訳がかぶさった形になっているものはなさそうでした。 心からごめんなさい。

書籍中の全てのコードが上記のようになっているわけではないのですが、コード中のコメントに関しては日本語訳がなくてもよかったかなと思います。 とはいうものの、原著をスラスラ読めるほど英語が堪能なわけもないので、訳してくださった方には”感謝”の二文字に尽きます。

2024/12/21 追記

時間が経過してから再度読み直すとなんとなくわかる部分、学べる部分が増えていて驚きました。 最初に読んだときはほぼ何もわかっていなかったことを改めて実感できました。 その癖にコード中の日本語訳が逆にわかりづらいとか言っていて恥ずかしすぎる。

たぶん来年読んだらまた「去年の自分、何もわかってなさすぎ」的なことを言いそうですが、また来年読み直してみようと思います。

表紙のカニ

オオヒロバオウギガニというそうです。 全然聞いたことないカニですが、それもそのはずで日本語版の wikipedia にも解説がまだありませんでした(2024/12/21 時点)。なので、このカニがおいしいのかすらもわかりません。 英語版は解説があるのですが、英語が苦手なので詳しくは読んでません。 英語が読める方はぜひ読んでみてください。